ITビジネスコース演習このページを印刷する
科目コード M1-3010
科目名 ITビジネスコース演習
担当者名 柿沼 主臣
授業の概要 ビジネスシーンにおける事務処理をソフトウェアで効率的に行うことができるようになることを目指し、
特定業務に対応する専用業務ソフトウェア(給与計算ソフトウェア)による事務処理を体験することで、
その操作方法やデータ管理の方法、汎用ソフトウェアとの違いを学ぶ。
また、企業実務の実例として給与計算の仕組みを学ぶ。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 特になし。
到達目標 ①給与計算ソフトウェアの操作がスムーズにできる。
②給与計算の仕組みを理解して、給与計算ソフトウェアへの適切なデータ入力ができる。
③所得税計算の仕組みを理解して、給与計算ソフトウェアの計算結果が理解できる。
授業の進め方 実際に給与計算ソフトウェアを操作しながら給与計算の仕組みを理解していく。
演習は各個人それぞれにデータ領域を用意して行う。
授業計画 【第1回】基礎知識 給与計算事務
【第2回】基礎知識 支給項目と控除項目
【第3回】基礎知識 社会保険/雇用保険/所得税/住民税
【第4回】ソフトウェアの導入/データ管理
【第5回】会社基本情報の入力
【第6回】支給日/部門/役職の登録
【第7回】社会保険/雇用保険/住民税納付先の登録
【第8回】通勤費非課税限度額/支給控除項目の登録
【第9回】社員情報の登録(個人情報/人事/給与体系)
【第10回】社員情報の登録(所得税/住民税/社会保険)
【第11回】社員情報の登録(支給控除額と時系列で変化する情報の登録)
【第12回】労働時間の計算(休憩時間、法定休日と所定休日)
【第13回】労働時間の計算(割増賃金の計算)
【第14回】労働時間の計算(有給休暇)
【第15回】毎月の勤怠・給与の入力
【第16回】演習 会社の様々な情報を入力する
【第17回】演習 社員の情報を入力して毎月の給与を支給する
【第18回】賞与計算
【第19回】演習 賞与を支給する(賞与シミュレーション入力)
【第20回】社会保険(標準報酬月額の決定)
【第21回】社会保険(定時決定/随時改訂)
【第22回】演習 社会保険(標準報酬月額の決定)
【第23回】管理帳票(賃金台帳/勤怠台帳)
【第24回】年末調整(源泉徴収と年末調整)
【第25回】年末調整(年税額の計算と過不足額の精算)
【第26回】演習 年末調整
【第27回】総合演習1 会社の様々な情報を入力する
【第28回】総合演習2 社員の情報を入力して給与/賞与を支給する
【第29回】総合演習3 社会保険/年末調整と年次更新
【第30回】その他のビジネスソフトウェア実例(弥生給与の紹介、会計ソフト連携/勤怠管理ソフト連携など)
成績評価方法 試験 60% 試験を行って理解度の確認を行う。
演習 30% 演習データを提出してもらい理解度の確認を行う。
出席 10%
テキスト PCA給与X(ソフトウェア)
実教出版株式会社 弥生給与 パソコン給与計算実務テキスト 第3版
参考文献