視覚デザインこのページを印刷する
科目コード M0-3220
科目名 視覚デザイン※
担当者名 村上 雄二
授業の概要 講義だけでなく実際にパソコンを使い表現していく事で自己の表現力を高め自身の立ち位置の確認をしていく。
作品として出来上がった物が自分の考えに裏打ちされ、上手く表現できたかを提出された作品で確認する。
実務経験内容 デザイン会社を経て、デザイン事務所を経営している。メーカーの新製品のデザインや株式会社Tooのデザイン専門紙の広告など多数のデザインを担当し、熊本県、勝沼町、山梨日日新聞社等からDIPLOMAや感謝状、賞状、などをたくさん頂いた。また、現在、全国47都道府県で販売されているいちやまマート「美味安心」約300アイテムのデザインは、全て私の手による作品である。
事前・事後学習の内容 街中や新聞・雑誌を見て技法や考えを自分で試してみる。
友人との話の中やTV・DVDなどから情報を得て自分の立ち位置を把握しておく。
到達目標 最終回に行う合評会に自信を持って皆に提示出来る作品の制作. 仲間と共同作業を行う事で自分の得意分野や不得意な分野を知り、どの様な将来図を描けるかを考える。
授業の進め方 自分で考える事、自分で作る事、仲間と共有する事、作り上げた後でもう一度自分の考えを確認する。
授業計画 【第1回】ガイダンス 常用デザインに付いて 君はどこに最初の文字を打ち込むか
【第2回】実例と制作上の決め事や約束 版権の侵害や模倣・盗用・等の注意事項
【第3回】色とはRGBとCMYK・紙とインキ・特色印刷 色相環の制作
       持参品:新聞紙5日分、ハサミ、スティック糊150枚切り取り
【第4回】色相環の制作(貼り付け)
       持参品:スケッチブック、鉛筆、コンパス、定規
【第5回】イメージは記憶に残る(ミッキー・ドラえもん・千歳飴・コンビニ・自転車・自動車・スズメ・ニワトリ)
       持参品:学校で用意
【第6回】色に付いて考える(色で様々な表現を/色紙で)制作発表
       持参品:ハサミ、24色折り紙、スケッチブック、のり、ステン定規、
【第7回】沢山の広告の中から自分が選んだ新聞やチラシに対する自分の賛同意見と。もう一つの別な考えを発表する
【第8回】皆で同じデザインを見て自分の考えとの違いを発見しもう一つの考えを知る(学校案内/ポスター/新聞広告等)
【第9回】自分の考えで飴、チョコレート、お菓子等の包材を制作。中身が解る様な包材に成っているか(一人三個制作)
       持参品:12色カラーマカー (紙粘土・学校で用意)  
【第10回】自分の考えで飴、チョコレート、お菓子等の袋を制作。中身が解る様な包材に成っているか(一人一個制作)
       パソコン使用 (中身は各人で(必要量制作) 
【第11回】デザインとは何だろう?、自己紹介ページの制作(A4判×2ページ)
       持参品:自分の写真データ他、必要な風景、身の回りの紹介したい写真や表現手段)
【第12回】己紹介ページの制作(A4判×2ページ))最後に制作意図の発表
       持参品:自分の写真データ他、必要な風景、身の回りの紹介したい写真や表現手段)
【第13回】商品開発・考えの具体化(暮らしの中で思いを作り上げて形にして行く)あなたのプレゼント品は?
       (5W1H・誰が?、いつ?、どこで?、何故?、どんなモノに?、どの様に使う?)
【第14回】何故この物にしたのか発表/企画書作成(アイデア発表・製品持参)
       持参品:自分がプレゼントしたい人とその商品
【第15回】パッケージデザイン(思いを形に・図面・デザインラフ制作)
       持参品:鉛筆・コンパス・方眼紙・カラーマーカー・はさみ・指示書
【第16回】パッケージデザイン(ラフの発表・写真・イラスト・商品名決定・制作依頼)
       持参品:鉛筆・コンパス・方眼紙・カラーマーカー・はさみ・指示書
【第17回】パッケージデザイン(制作以来と受注制作、各人とのコミュニケーションを)
       持参品:鉛筆・コンパス・方眼紙・カラーマーカー・はさみ・指示書
【第18回】パッケージ制作(確認作業と修正箇所の検討・修正)
       持参品:鉛筆・コンパス・方眼紙・カラーマーカー・はさみ・指示書
【第19回】品パンフ制作(製品紹介パンフの制作コピー/写真・タイトル・コピー等の検討・決定)
       持参品:写真を撮影・撮り込める物
【第20回】製品パンフ制作(パンフの制作/合評会・持ち時間各人10分で紹介)
       持参品:制作したパンフの出力紙
【第21回】個人で展示ブース制作(製品とパッケージの展示ブース奥450×背600×側200)
       持参品:ブース制作に必要な紙や糊・ハサミ・カッターナイフ・ステン定規・カラーマーカー・両面テープ
【第22回】展示ブース展示(1階スペースにテーブル1台に4人のブースを発表展示・合評会開催)
       持参品:指示書 
【第23回】三人一組で実際の展示会ポスター制作(5W1H・誰が?いつ?どこで?何故?どんなモノに?どの様に使う?)
       上の5W1Hを基本に三人の制作意図をまとめ、企画書を提出し、それぞれの分担を決め制作に掛かる
【第24回】分担品を分かち合い三人それぞれ制作A3版制作。個々の制作発表
       場所/期日/主催/後援等約束事を決め三人それぞれの分担を決定、個々でプレゼン案を制作し発表、皆で決める
【第25回】三人一組でポスター制作(プレゼンに基づき)全員でA1ポスター制作
       皆で決定した作品を制作、アドバイスをもらった所や修正箇所を修正し、A1版×4枚つぎはぎ出力
【第26回】上の中から指定されたポスターのチラシを一人で制作。ポスター制作時のコンセプト等の意見を参考に
【第27回】同上チラシを制作。ポスター制作時のコンセプト等の意見を参考に
【第28回】同上チラシを制作。ポスター制作時のコンセプト等の意見を参考に
【第29回】予備日
【第30回】年間作品の合評会
成績評価方法 それぞれの作品の提出が基本になり、オリジナルであるか・アイデアや自分の考えが充分表現されているかなど。
テキスト 先輩や友人の考えや作品
参考文献 美術館・画廊・絵画やスケッチ/展示会・発表会・催事