コンピュータ会計このページを印刷する
科目コード 24M021440
科目名 コンピュータ会計
担当者名 柿沼 主臣
授業の概要 ビジネスの現場、主にバックオフィス業務で使用されるコンピュータソフトウェアについて学ぶ。
特定業務に対応するソフトウェア(財務会計ソフトウェア)によるデータ処理を体験することで、
その操作方法やデータ管理の方法、汎用ソフトウェアとの違いを学ぶ。
また、企業実務の実例として財務会計の基礎的な仕組みを学ぶ。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 必須ではないが簿記についての基礎的な知識があることが望ましい。
到達目標 ①業務ソフトウェア(財務会計ソフトウェア)の操作がスムーズにできること
②各種証憑を読み取り財務会計ソフトウェアへの適切なデータ入力ができること
③公益社団法人 全国経理教育協会(http://www.zenkei.or.jp/)の主催するコンピュータ会計能力検定試験・初級相当を目指す
授業の進め方 実際に財務会計ソフトウェアを操作しながら財務会計の仕組み・事例を理解する。
演習は各個人それぞれデータ領域を用意して行う。
授業計画 【第1回】基礎知識 企業の経営活動と利益の計算
【第2回】[演習]ソフトウェアの導入と基本操作
【第3回】基礎知識 業務ソフトウェア(財務会計)、クラウドの利用
【第4回】[演習]基本操作、データ領域/ユーザーの管理
【第5回】基礎知識 簿記の基礎
【第6回】[演習]勘定科目の登録、補助科目の登録
【第7回】基礎知識 伝票、主要簿、補助簿
【第8回】[演習]振替伝票入力、仕訳帳、帳簿
【第9回】入力インターフェイス、入力の確認
【第10回】[演習]仕訳の訂正、帳簿入力
【第11回】証憑に基づく起票とデータ入力
【第12回】[演習]証憑に基づく起票とデータ入力
【第13回】現金・預金についての会計処理
【第14回】[演習]現金・預金についての仕訳データ入力
【第15回】仕入・売上についての会計処理
【第16回】[演習]仕入・売上についての仕訳データ入力
【第17回】経費についての会計処理
【第18回】[演習]経費についての仕訳データ入力
【第19回】その他の債権・債務等についての会計処理
【第20回】[演習]その他の債権・債務等についての仕訳データ入力
【第21回】給与についての会計処理
【第22回】[演習]給与についての仕訳データ入力
【第23回】企業が関連する税金、消費税の仕組み、仕入税額控除
【第24回】[演習]複数税率の関連する取り引きの仕訳データ入力
【第25回】残高のチェック(合計残高試算表・補助科目残高一覧表)
【第26回】[演習]総合演習1 データ領域の準備とデータ入力
【第27回】[演習]総合演習2 証憑に基づく仕訳とデータ入力
【第28回】[演習]総合演習3 データ入力と残高の確認
【第29回】月次決算(決算整理仕訳、減価償却費)
【第30回】ビジネスで用いられるその他のソフトウェア(弥生会計、販売管理/給与計算ソフトやソフトウェア間の連携)
成績評価方法 試験 30% 試験を行って理解度の確認を行う
演習 40% 総合演習で作成する会計データから理解度の確認を行う
レポート 30% 総合演習で作成するレポートから理解度の確認を行う
テキスト PCAクラウド会計(ソフトウェア)
実教出版株式会社 令和6年度版 コンピュータ会計 初級 テキスト・問題集
参考文献 実教出版株式会社 令和6年度版 コンピュータ会計 基本 テキスト
実教出版株式会社 令和6年度版 コンピュータ会計 基本 問題集