簿記・会計このページを印刷する
科目コード 24M021130
科目名 簿記・会計
担当者名 住吉 健司
授業の概要 近年の簿記は記帳自体のために学習するものではありません。現代の簿記は企業を数字から正しく理解するために学習します。
この講座では簿記・会計の基礎知識があることを前提に、簿記・ 会計の理解をさらに深めます。決算処理を中心に複式簿記の基礎をすべてマスターし、その知識を使って決算書が読めるよう学習します。基本的に株式会社を前提に講義していますが、個人事業の経理処理もできるようになります。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 事前の学習は特に必要ありません。予習より講義後の反復演習を重視してください。
どこまで反復演習されるかは人それぞれです。 学習後はWEB等で公表されている実際の決算書を見て、その企業の状況を理解することに挑戦してみてください。
到達目標 日商簿記3級に合格するレベルに到達する。
ビジネスパーソンとして決算書を読むための基礎を構築する。
決算書から具体的な会計処理がどう行われたか読めるように会計を根本的に理解する。
授業の進め方 簿記について実際の企業をイメージしながら講義形式で講義します。簿記の講義を通じてビジネスの基本や、社会を生きるために必要な知識もお伝えします。
授業計画 【第1・2回】決算の概要
【第3・4回】未処理事項
【第5・6回】売上原価の計算
【第7・8回】減価償却
【第9・10回】貸倒引当金
【第11・12回】費用・収益の繰延と見越Ⅰ
【第13・14回】費用・収益の繰延と見越Ⅱ
【第15・16回】決算と精算表
【第17・18回】貸借対照表と損益計算書
【第19・20回】外部公表用決算書
【第21・22回】複式簿記全体像の確認
【第23・24回】個人事業の経理処理
【第25・26回】実際の決算書と分析Ⅰ
【第27・28回】実際の決算書と分析Ⅱ
【第29・30回】検定試験対策
成績評価方法 試験100%
簿記会計・決算書の読み方など、会計に関する知識を確認するため定期試験を実施し評価します。
テキスト 日商簿記3級 入門テキスト 山梨簿記学院
日商簿記3級 基礎問題集 山梨簿記学院
合格するための過去問題集 日商簿記3級 TAC出版
参考文献