キャリアデザインⅡこのページを印刷する
科目コード 24C011170
科目名 キャリアデザインⅡ
担当者名 大竹 美奈子
授業の概要 キャリア形成科目として、キャリア形成の重要性を学ぶことで、社会で必要となるスキルを学生時代に身につける必要性を理解する。自己改革の目標設定を行い、実践から主体的で自律した人材としての行動が出来ることを目的とする。自己のキャリア形成には、「自分は何者か」「自分らしさとは」といった自分の興味・関心・価値観を探求して自己理解が必要となる。過去からの振り返りを行い、「自己の強み」を明確にして、その活用を自覚する。また、本授業では、社会人として、長い人生において必要な基本的なスキル(振り返り、挨拶、コミュニケーションなど)の意味を理解して、主体的に実践して、課題への自己変革が出来るようにする。キャリアデザインのヒントとして山梨県を中心に活躍されている社会人の話を聴き、自分の生き方を考える機会も設ける。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 終了後の感想レポート30分程度
各回のテーマから自己変革の目標設定と方法を計画して、次回の授業やレポートなどで実践報告をする。(実施時間設定なし)
到達目標 ①キャリアデザイン(目的を持つ)の必要性を理解して、学生生活の目的と目標が言える
②自分の強み・弱みを理解して、自己紹介ができる
③日々の自己の感情と思考に気づいて、言語化できる
④社会でのコミュニケーションの必要性を理解して、「聴く」姿勢とその方法がわかる
⑤社会人として必要となる基本的スキル(挨拶、振り返り、記録をするなど)を理解して、学校生活で実践できる
授業の進め方 キャリア理論に基づいた個人・グループワークを中心に自己理解、他者理解を深める。
社会の動き、日本の労働情報なども紹介する。
各テーマで自己変革のために宿題として「目標設定、計画、実践、振り返り(PDCA)」を実践する。
授業計画

【第1回】就職適性検査(1)
【第2回】就職適性検査(2)
【第3回】就職適性検査(3)
【第4回】「キャリアデザイン」って何だろう① 人生とは、生きるとは
【第5回】「キャリアデザイン」って何だろう② キャリアデザインとは、「目的」の重要性
【第6回】自分を知る① 過去から現在の自分を振り返る
【第7回】自分を知る② 自分の強みと弱みを理解する
【第8回】コミュニケーション力を身につけよう① コミュニケーションの基礎、聴くスキル
【第9回】コミュニケーション力を身につけよう② 自分と他者の意見を調整する(アサーティブコミュニケーション)
【第10回】感情を整える① 「感情」の必要性、感情とは何か
【第11回】感情を整える② 「感情」の整え方、視点の思考
【第12回】人間関係を構築する① 多様性の意味と必要性
【第13回】人間関係を構築する② 組織・チームがなぜ必要なのか
【第14回】「働く」とは、社会が求める人材とは①「働く」意味を考える、社会が求める人材とは、どんな人か
【第15回】「働く」とは、社会が求める人材とは② 学生時代に身につけること(挨拶、時間管理、振り返り、記録する)

成績評価方法 出席50% 終了レポート50%
テキスト 特になし(毎回ワークシート表示スライドの抜粋を提供する)
第5回・6回のコミュニケーション授業にてEQ(感情知能)検査を利用するため、指定期間内に受検を済ませて受講する。
受検料として、3,000円(税込み)教材費が必要となる。(授業開始前に徴収する。)
参考文献 川端大二,関口和代編著,キャリア形成個人・企業・教育の視点から,中央経済社(ISBN:9784502379901)
矢澤美香子著,社会人のためのキャリアデザイン入門,金剛出版(ISBN:9784772414777)
ダニエル・ゴールマン著,土屋京子[訳],EQこころの知能指数,講談社(ISBN:9784062080484)
平木典子著,アサーション入門自分も相手も大切にする自己表現,講談社現代新書(ISBN:9784062881432)
岩瀬大輔著,入社1年目の教科書,ダイヤモンド社(ISBN:9784478015421)
リンダ・グラットン著,池村千秋[訳]、リデザイン・ワーク,東洋経済新報社(ISBN9784492534601)