コンピュータコミュニケーション科3年シラバス

コンピュータグラフィックス演習

科目コード	C0-4020
科目名	コンピュータグラフィックス演習
担当者名	秋山　康平
授業の概要	ゲームエンジンUnityは、様々なプラットフォームのゲームを制作可能な統合型開発環境である。Unityを使用して2D・3Dゲームプログラムの制作演習を行い、基本的なエディタの使用方法からコンポーネント指向のプログラミングまでを理解する。また、インタラクティブな作品制作を通して、アプリケーションインタフェースの考察を行い、その具体的な実現方法を習得する。
実務経験内容
事前・事後学習の内容
到達目標	インタラクティブなゲームアプリケーション開発において、イメージを実現する能力を身につける。Unityの豊富な機能を使いこなし、ユーザ視点のインタフェース設計と、その実現方法を習得することを目標とする。
授業の進め方	スライド資料を参考にしながら、Unityの基本機能を理解する。基本を理解したうえで、テキストに沿った具体的なアプリケーション開発を行う。テキストに掲載されていない、Assetの利用方法や演出の実装方法については、別途スライド資料を参考にして学んでいく。
授業計画	【第1回】Unityの概要【第2回】画面構成と基本操作【第3回】スクリプトの基礎【第4回】クラスとアクセス修飾子【第5回】オブジェクトの配置と動かし方【第6回】キー入力処理【第7回】uGUIの基礎【第8回】UIと監督オブジェクト【第9回】制作演習　占いルーレットの作成【第10回】スマートフォンへの書き出し【第11回】当たり判定処理【第12回】プレハブとジェネレータ【第13回】Physicsの利用【第14回】サウンドとパーティクル【第15回】3Dモデルの利用方法【第16回】Tweenアニメーション【第17回】状態遷移とモーション設定【第18回】カメラ移動制限の実装【第19回】ループスクロールの実装【第20回】ゲーム制作演習　2Dゲーム【第21回】スプライトの表示とコントロール【第22回】制限時間とスコアの制御【第23回】レベルデザイン【第24回】3Dゲームにおける数学【第25回】ゲーム制作演習　3Dゲーム【第26回】VRコンテンツの制作方法【第27回】Unityエディタでの動作確認方法【第28回】スマートフォンを使った動作確認方法【第29回】360度シューティングゲーム【第30回】総合的な作品制作演習
成績評価方法	レポート80%：第27回の授業時間内に課題を提示する。的確なユーザインタフェース設計がなされ、設計に沿った内容のプログラムが実現できているか、作成したプログラムの動作を深く理解しているかを評価する。平常点評価20%：講義項目の区切りごとに行う演習問題への取り組み状況を、チェックし評価する。
テキスト	北村　愛実,Unityの教科書 Unity2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座,SBクリエイティブ株式会社,ISBN978-4-7973-9765-9
参考文献	池和田有輔・時村良平,Unity　ゲームUI実践ガイド,エムディーエヌコーポレーション,ISBN978-4-8443-6485-6 大嶋剛直・松島寛樹・河野修弘,作って学べる Unity VR アプリ開発入門,株式会社技術評論社,ISBN978-4-297-10105-3 C3055