数理科学研究所の紹介

本研究所の設立主旨は、新しい時代に即応した理論・技術の先取りを実践しつつ、サンテクノカレッジ教員の学術的資質の向上を目指す、というものです。かような目的を達成すべく、2009年に設立されました。

すでに、学校設立当初から研究を行っていた情報技術という領域に留まらず、数学、物理学、経済学、経営工学等の分野にも踏み込み、そこにおいて情報技術の土台となっている基礎を更に固めるという意味で、論文発表、学会発表、講演、そして専門書の著述などを行っています。それらはすでに、それ自体、世の中に貢献しているわけですが、これらを通して培われた教員の能力は、そのまま本校の教育にも活かされると信じております。やはり研究実績という後ろ盾のない人には、学生の知的好奇心を完全に充足することはできません。単なる知識は勉強によって得ることができますが、真の学術的能力は学術的研究によってしか培われません。従いまして、この研究所は、本校の地位向上というよりも、教員の資質向上によって学生の知的好奇心を充足するのが目的である、と言っても過言ではありません。

これから更に研究内容を充実させ、もっともっと成果が上がるように研究員一同奮起して参ります。

数理科学研究所 所長 杉田勝実

研究業績

杉田 勝実

著書

  • 「理論物理のための微分幾何学 (可換幾何学から非可換幾何学へ)」森北出版 (2007)
  • 「経路積分と量子電磁力学 POD版」森北出版 (2005)
  • 「経路積分と量子電磁力学」森北出版 (1998)

論評

  • 「極限論の講義についてⅢ---トポロジー、ホモロジー、そして圏論---」山梨学院大学経営情報学論集 (2015)
  • 「極限論の講義についてⅡ---連続性---」山梨学院大学経営情報学論集 (2014)
  • 「極限論の講義について」山梨学院大学経営情報学論集 (2013)
  • 「テンソルの統一的説明」パリティ (1990)
  • 「大学における相対論の講義(重力場と電磁場との類似性)」パリティ (1990)
  • 「大学における量子力学の講義について(物質場と電磁場との相互作用)」パリティ (1988)

論文

  • 「Remarks on a cosmological constant by spontaneous symmetry breaking」Physics Essays (2011)
  • 「Dark Matter Candidate Particles, CP Violation and Higgs Bosons」International Journal of Theoretical Physics (2008)
  • 「CP violation via a noncommutative SU(2)-bundle internal structure」Physics Essays (2006)
  • 「Weyl transformation in Fermi systems」 Annalen der Physik (1999)
  • 「Composite Model of Gauge Bosons in Electroweak Interactions」International Journal of Theoretical Physics (1997)
  • 「Anomaly Freedom in CP Violation Preon Model」International Journal of Theoretical Physics (1997)
  • 「Spin Structure of the Nucleon」International Journal of Theoretical Physics (1996)
  • 「CP Violation in β-Decay Ⅱ」 Il Nuovo Cimento (1995)
  • 「CP Violation in Preon Model with Three Generations」Il Nuovo Cimento (1995)
  • 「CP Violation in β-Decay」 Il Nuovo Cimento (1994)
  • 「CP Violation in Preon Model Ⅱ」 Il Nuovo Cimento (1994)
  • 「Possible Removal of Preon Self-Energy Divergences in CP Violation Model」Il Nuovo Cimento (1994)
  • 「Four Families in Preon Model」 Il Nuovo Cimento (1993)
  • 「Composite Model of Higgs Bosons」Il Nuovo Cimento (1993)
  • 「CP Violation in Preon Model」Il Nuovo Cimento (1992)
  • 「Electroweak Interactions at an Infinite Sublayer Quark Level Ⅳ
    -- Composite Model of Electron, Neutrino, and Gauge Bosons --」International Journal of Theoretical Physics (1992)
  • 「Electroweak Interactions at an Infinite Sublayer Quark Level Ⅲ
    -- CP Violation -- 」 International Journal of Theoretical Physics (1992)
  • 「Electroweak Interactions at an Infinite Sublayer Quark Level Ⅱ」International Journal of Theoretical Physics (1992)
  • 「Electroweak Interactions at an Infinite Sublayer Quark Level」International Journal of Theoretical Physics (1991)
  • 「1/f Conductance Fluctuations in Aqueous Ionic Solution」Journal of the Physical Society of Japan (1982)

非常勤講師

  • 山梨学院大学(2011~)

深澤 克朗

著書

  • 「原価計算用語辞典」同文館出版(1997)
  • 「営業・マーケティング用語辞典」税務経理協会(1997)

論文

  • 「勅撰和歌集データベース」大月短大論集(2024)
  • 「勅撰和歌集データベースと計測」情報知識学会論集(2024)
  • 「勅撰和歌集研究における計量分析」大月短大論集(2020)
  • 「勅撰和歌集データベースの構築と分析」情報知識学会論集(2019)
  • 「後期勅撰和歌集における計量的アプローチ」情報知識学会論集(2018)
  • 「和歌集における計量分析と機械学習による判別」情報知識学会論集(2017)
  • 「株価における共和分の紹介と分析」大月短大論集(2017)
  • 「中世古典文学におけるテキストマイニングの試み」情報知識学会論集(2016)
  • 「株価の時系列モデルと効率的市場仮説の検証」大月短大論集(2015)
  • 「ネットワーク社会における疑似通貨」大月短大論集(2009)
  • 「原価計算の展望についての一考察」実践経営学会論集(2007)
  • 「電子商取引における諸問題」大月短大論集(2001)
  • 「電子商取引における諸問題」実践経営学会論集(1999)
  • 「企業におけるデータベースシステムの活用について」実践経営学会論集(1998)

学会発表

  • 「勅撰和歌集データベースと計測」情報知識学会(2024)
  • 「勅撰和歌集データベースの構築と分析」情報知識学会(2019)
  • 「後期勅撰和歌集における計量的アプローチ」情報知識学会(2018)
  • 「和歌集における計量分析と機械学習による判別」情報知識学会(2017)
  • 「中世古典文学におけるテキストマイニングの試み」情報知識学会(2016)
  • 「原価計算の展望についての一考察」実践経営学会(2007)
  • 「電子商取引における諸問題」実践経営学会(1999)
  • 「企業におけるデータベースシステムの活用について」実践経営学会(1998)

非常勤講師

  • 大月短期大学(1991~)

保坂 修治

著書

  • 「インターネットテキスト」TAC出版(1996)

中込 成夫

著書

  • 「繰り返し型生産ラインにおけるスケジューリングの基礎的研究」(社)日本プラントメンテナンス協会(1997)

学会発表

  • 「複数種類の処理対象を含む繰り返し型生産システムについての解析(第2報)」日本設備管理学会(2003)
  • 「複数種類の処理対象を含む繰り返し型生産システムについての解析」日本設備管理学会(2002)
  • 「乱数データを含む繰り返し型生産システムについての解析(第2報)」日本設備管理学会(2001)
  • 「乱数データを含む繰り返し型生産システムについての解析」日本設備管理学会(1999)
  • 「繰り返し型生産システムにおける設備停止についての解析(第2報)」日本設備管理学会(1998)
  • 「繰り返し型生産システムにおける設備停止についての解析」日本設備管理学会(1998)
  • 「繰り返し型生産システムのシミュレーションにおける投入量と初期値に関する考察」日本シミュレーション学会(1998)
  • 「繰り返し生産工程を含むスケジューリング問題の解析(第2報)」日本設備管理学会(1997)
  • 「繰り返し生産工程を含むスケジューリング問題の解析」日本設備管理学会(1996)
  • 「繰り返し生産工程を含むフローショップスケジューリング問題の解析」日本設備管理学会(1996)
  • 「スケジューリング問題のシミュレーションによる解析例」日本シミュレーション学会(1996)
  • 「Pascal言語における理解度の把握」 情報処理教育研究集会(1993)

非常勤講師

  • 武蔵野学院大学(2005~2015)
  • 苫小牧駒澤大学(2003~2005)
  • 山梨県立女子短期大学(1997)
  • 山梨大学(1992)

山本 芳彦

著書

  • 「インターネットオフィスの構築」アプライドナレッジ社(1996)
  • 「インターネットテキスト」TAC出版(1996年)
  • 「インターネットオフィスの運用」アプライドナレッジ社(1996)

論評

  • 「新製品レビュー F-BASIC V6」日経ソフトウェア(1998)

論文

  • 「視覚障害者のためのウエアラブル支援装置におけるセンサ情報を融合した自己位置推定」電気学会論文誌D (2011)
  • 「R&D of the Japanese Input Method using an eye-controlled communication device for users with disabilities and evaluation with NIRS」IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics(2010)
  • 「Position estimation of goldfish using image processing for scooping goldfish robot」IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics(2009)
  • 「地域IXを用いた通信環境改善手法の実現と評価」情報処理学会論文誌(2000)
  • 「地域内IX技術の運用と地域情報化への適用」情報処理学会分散システム運用技術シンポジウム'98(1998)

学会発表

  • 「天候と服装の色との関連の研究」日本ロボット学会(2016)
  • 「ランドマーク認識による小型自律移動ロボットの屋内ナビゲーション」日本ロボット学会(2012)
  • 「金魚すくいロボットのための画像処理による金魚の行動予測 」ロボティクス・メカトロニクス講演会(2010)
  • 「金魚すくいロボットの開発-画像処理による金魚の位置・方向の推定」動画像処理実利用化ワークショップ(2010)
  • 「金魚すくいロボットGOSH(GOldfiSH)の開発 (第2報)」日本ロボット学会(2009)
  • 「金魚すくいロボットのための画像処理による金魚の位置推定」ロボティクス・メカトロニクス講演会(2009)
  • 「金魚すくいロボット GOSH (GOld fiSH)の開発(第1報)」ロボット学会(2008)

非常勤講師

  • 山梨大学(1993~2005)

沢登 千恵子

著書

  • 「インターネットテキスト」TAC出版(1996)

論文

  • 「勅撰和歌集データベースと計測」情報知識学会論集(2024)
  • 「勅撰和歌集データベースの構築と分析」情報知識学会論集(2019)
  • 「後期勅撰和歌集における計量的アプローチ」情報知識学会論集(2018)
  • 「和歌集における計量分析と機械学習による判別」情報知識学会論集(2017)
  • 「中世古典文学におけるテキストマイニングの試み」情報知識学会論集(2016)

学会発表

  • 「勅撰和歌集データベースと計測」情報知識学会(2024)
  • 「勅撰和歌集データベースの構築と分析」情報知識学会(2019)
  • 「後期勅撰和歌集における計量的アプローチ」情報知識学会(2018)
  • 「和歌集における計量分析と機械学習による判別」情報知識学会(2017)
  • 「中世古典文学におけるテキストマイニングの試み」情報知識学会(2016)

非常勤講師

  • 山梨学院大学(2010~2019)