コンピュータ会計このページを印刷する
科目コード M1-3020
科目名 コンピュータ会計
担当者名 柿沼 主臣
授業の概要 ビジネスシーンにおける事務処理をソフトウェアで効率的に行うことができるようになることを目指し、
特定業務に対応する専用業務ソフトウェア(財務会計ソフトウェア)による事務処理を体験することで、
その操作方法やデータ管理の方法、汎用ソフトウェアとの違いを学ぶ。
また、企業実務の実例として財務会計の仕組みを学ぶ。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 必須ではないが簿記についての基本的な知識があることが望ましい。
到達目標 ①財務会計ソフトウェアの操作がスムーズにできる。
②企業で取り扱われる各種証憑を読み取って財務会計ソフトウェアへの適切なデータ入力ができる。
③公益社団法人 全国経理教育協会(http://www.zenkei.or.jp/)コンピュータ会計能力検定 初級相当を目指す。
授業の進め方 実際に財務会計ソフトウェアを操作しながら財務会計の仕組み・事例を理解していく。
演習は各個人それぞれにデータ領域を用意して行う。
授業計画 【第1回】基礎知識 企業と経理
【第2回】基礎知識 簿記の基礎
【第3回】基礎知識 日々の取り引きと記録
【第4回】ソフトウェアの導入/データ管理
【第5回】基本的な情報の登録(会社の基本情報/勘定科目/補助科目)
【第6回】仕訳入力 振替伝票入力
【第7回】入力の確認 日常帳票(チェックリスト/仕訳帳/日計表)
【第8回】仕訳入力 振替伝票入力の様々な機能(自動仕訳/予約伝票)
【第9回】仕訳入力 振替伝票入力の様々な機能(摘要文の登録など)
【第10回】入力の確認 日常帳票(現預金出納帳/各種元帳)
【第11回】帳簿入力(現金出納帳入力/預金通帳入力ほか)
【第12回】現金預金についての会計処理
【第13回】演習 現金預金についての仕訳を入力する
【第14回】仕入・売上についての会計処理
【第15回】演習 仕入・売上についての仕訳を入力する
【第16回】経費についての会計処理
【第17回】演習 経費についての仕訳を入力する
【第18回】その他の債権・債務等についての会計処理
【第19回】演習 その他の債権・債務等についての仕訳を入力する
【第20回】給与についての会計処理
【第21回】演習 給与についての仕訳を入力する
【第22回】証憑に基づく起票とデータ入力
【第23回】演習 会社の基本データを入力する
【第24回】演習 証憑に基づく起票とデータ入力
【第25回】残高のチェック(合計残高試算表・補助科目残高一覧表)
【第26回】月次決算(決算整理仕訳)
【第27回】月次決算(減価償却費)
【第28回】総合演習1 証憑に基づく起票とデータ入力
【第29回】総合演習2 データ入力と残高の確認
【第30回】その他のビジネスソフトウェア実例(弥生会計の紹介、給与ソフト連携など)
成績評価方法 試験 60% 試験を行って理解度の確認を行う
演習 30% 演習データを提出してもらい理解度の確認を行う
出席 10%
テキスト
参考文献