量子コンピューティングこのページを印刷する
科目コード C0-4440
科目名 量子コンピューティング
担当者名 杉田 勝実
授業の概要 線形代数学の復習から始めて量子力学の基礎を学んだ後、量子コンピューティング技術、量子アルゴリズムの具体例について学習する。
実務経験内容
事前・事後学習の内容 授業中に出題された問題は、必ず一度は自分で解いてみること。
到達目標 量子コンピュータの概念・仕組みをソフトウェア的な観点から理解すること。
授業の進め方 講義・演習形式
授業計画 【第1回】線形空間
【第2回】列ベクトル空間
【第3回】関数空間
【第4回】行列空間
【第5回】行列の積
【第6回】線形写像の定義と関係式
【第7回】線形写像の例としての微分と積分
【第8回】線形写像の例としての二次元空間内のベクトルの回転
【第9回】線形写像の行列表現
【第10回】内積空間の定義、ノルム
【第11回】複素列ベクトル空間、連続関数空間
【第12回】ユニタリー線形写像の定義と性質
【第13回】Schwarzの不等式の証明
【第14回】二次元複素ベクトル空間の具体例
【第15回】二次元複素ベクトル空間のテンソル積
【第16回】量子力学における重ね合わせの原理、双対空間
【第17回】双対空間、状態の時間発展
【第18回】オブザーバブル
【第19回】量子力学の基本原理
【第20回】Hamilton行列
【第21回】二準位系
【第22回】二準位系
【第23回】Hamilton行列の対角化
【第24回】Schroedinger方程式の解
【第25回】古典的計算の定義、意味
【第26回】量子計算の定義、意味
【第27回】量子計算の具体例
【第28回】Groverの検索アルゴリズム1
【第29回】Groverの検索アルゴリズム2
【第30回】まとめ
成績評価方法 試験、授業態度
テキスト 量子コンピュータの基礎
参考文献